Close

2016年2月23日

ソフトウェア工房でゲームジャムやりました

みなさんお久ぶりです。Swkのゲーム制作プロジェクトリーダーの原です。今回はゲーム制作プロジェクト主催の「Swkゲームジャム」をやったのでそれについて書いていこうかなと思います。

ゲームジャムってなんぞ?

短期間即席チームを作ってお題に沿ったゲームをつくるという祭りです。制作系あるあるの作っていくうちにモチベーションダウンする前に作ってしまおうというものです。実際自分は本学、D科主催ののゲームジャムや外部の福島ゲームジャムに参加した経験を生かして参加者が楽しめるようにスケジュールやルールを変更しています。

スケジュール

開催日2/8~2/9

1日目
10:00 ゲームジャムについての説明、注意事項、チーム、お題発表
13:00 第1回プレゼンテーション(企画発表)
23:00 α版発表(ゲーム内容が分かるもの)

2日目
10:00 β版発表(ゲームデモ)
12:00 プレイアブル提出(動くもの)
16:00 完成版提出
17:00 発表会
18:00 懇談会(飲み会)
18:40 結果発表

今回のゲームジャムは自分含めた審査員と採点項目を用いてチーム戦みたいにしてみました。
採点項目は「マネジメント」「グラフィック」「ゲーム性」という大きく分けてどういうところを売りにしているのかなどを各プレゼンテーション時に発表してもらいそれと作品を実際にプレイしてみて点数化するという方式にしました。

1日目 10:00 ゲームジャム開始 お題発表

今回のゲームジャム参加人数は12人で10:00時点で集まったのは8人と不穏な空気で始まったゲームジャム。
中には自分以外のメンバーがいないというチームもいました。
今回、ゲームジャム第1回目ということなのでお題はソフトウェア工房に圧倒的に足りないものである”girl”にしました。

ゲームジャムのお題

先輩が作ってくれました。

1日目 13:00 第1回プレゼンテーション

第1回プレゼンテーションはどんなゲームを作るか、開発手法などを発表してもらいました。

ジジイの猛攻の発表

チームA「ジジイの猛攻」(以下ジジイの猛攻)は事故で魔法使いになった女の子を捕獲していくRPGゲームだそうです。

ゲスの極Meの発表

チームB「ゲスの極Me」(以下ゲスの極み)は流行りを取り入れた女の子を着せ替えるゲームを作成する予定。ゲーム名が「Enjoyコレクション(仮)」と言いパンチ力があります。

STAFの発表

1年生がリーダーを務めるチームC「STAF」(以下STAF)は女の子がバレンタインのチョコレートを届けるというランニングゲームを作る予定らしいです。STAFはチーム内の強い人を前面に、チーム全体を支えあうパワープレイを採用していくそうです。(パワープレイについて)

ジジイの猛攻はUnityを使い、ゲスの極Me、STAFはenchant.jsで開発していきます。

1日目 23:00 α版発表

1日目の最大の山場α版発表です。ここでゲームのおおきな枠組みが出来ていなければゲームのボリュームなどを見直す必要が出てきます。

ジジイの猛攻

ガールズマスター冒頭部分

ガールズマスター冒頭部分

おおむねスケジュール通りで実装したところを見せてくれました。今後のスケジュールは時間を見て切れそうなものは切っていきバグチェックをできるだけしていくそうです。開発手法はスパイラル型開発モデルなんだとか・・・・

ゲスの極Me

機材トラブルなどであたふたした中発表したゲスの極Meはグラフィック関連は40%完成しており、こちらもデモを見せてくれました。

クリックしてハートを貯めている様子。

クリックしてハートを貯めている様子。

女の子をクリックするとハートが貯まるシステムらしく、女の子の範囲内ならどこをクリックしてもOKなんだとか・・・

ハートが満タンになった様子。

ハートが満タンになった様子。

ハートがMAXになると洋服ガチャを回せるようになり、ゲットした洋服を着せ替えることができるシステムになっています。残念ながら、α版の時点ではガチャは実装できておらず、ガチャ画面を見ることはできませんでした。ですが、進捗はデザイン面は7割見通しが立っているなど良好で、開発手法が反復型開発を用いているらしいです。

STAF

STAFはイラスト面では主人公と敵キャラは完成しており、ゲーム面でもジャンプモーション、敵の配置、衝突判定などが実装完了したそうです。

敵、主人子のアニメーション絵の様子。

敵、主人子のアニメーション絵の様子。

ジャンプ機能の実演

ジャンプ機能の実演

第1回のプレゼンテーションで言った通り、アジャイル型パワープレイを採用しておりメンバーの能力に応じて作業分担をしているそうです。

作業分担を説明している様子

作業分担を説明している様子

全チーム1回目のプレゼンテーションで発表したスケジュールどおりに進んでおりβ版に向けてモチベーションが上がっているように感じました。

番外編 α版発表~β版発表まで 23:00~10:00

今回のゲームジャムの一番の難所である深夜作業帯です。各チーム眠気と戦いながらもβ版に向けて作業していきます。

深夜のソフトウェア工房

深夜のソフトウェア工房

中には椅子の上で睡眠をとるという人も続出しました。
α版からβ版までのテンションの差を表してみました。

見てわかる!α版~β版までの流れ

2日目 10:00 β版発表

ゲームジャム2日目。1日目の今頃はどんなゲームを作るか話し声が聞こえていたソフトウェア工房もタイピングの音とクリック音しか聞こえないぐらい静かな朝になりました。自分は審査員なので支障がないように睡眠をとりましたが、皆さんはどのくらい睡眠をとったのでしょうか。

ジジイの猛攻

teamA_β

ジジイの猛攻は完成形に近づいていると発表したが、デモ用ビルド版にバグがあったため柵から外の風景を見ることができなかった。プログラマー曰くUnity嫌いだそうです。

teamA_β2

ほかにもスライドでシナリオ、絵はおおむね予想通りに進んでおり、プログラム面も時間が許す限り色々な要素を追加していくという方針だそうです。このところはα版発表時と同じですね。大まかな方針としてはとにかく確認を重視すると印象を受けました。ちなみに、リーダー以外に寝ていないそうです。

ゲスの極Me

怪しいラインのゲームを制作しているゲスの極Meだが進捗のほうはどうなのでしょうか。

ガチャを回す前

α版との決定的違いはUIが追加されたことと、後ろのガチャガチャが追加されているところでしょうか。どうやら、このガチャを回して洋服をゲットして着せ替えを楽しむゲームのようです。第1回のプレゼンからイメージ通りといった感じですね。睡眠についてはリーダーは爆睡して、他の人は適当に休み休み作業をしていたそうです。

STAF

ゲーム内容は嫉妬している女の子やオタクを避けて学校にいる男の子にチョコレートを届けるという短編ストーリー物のランニングゲームでした。

STAF β版発表

進捗として、ゴール地点の判定と敵キャラクターのアニメーションを実装したそうです。

学校についた様子

学校(ゴール)の様子

そしてPCブラウザのみだけではなく、スマートフォンのブラウザに対応することや、Twitterとの連携を考えているそうです。

2日目 17:00 制作ゲーム発表会

最終プレゼンテーションの時はメンバー全員疲れと闘いながらの発表会でした。
ですが16:00時に試遊した後なのでどこにこだわりを持っているとか理解しながら聞くことが出来ました。

ジジイの猛攻

girlsmaster

ガールズマスター起動時

ジジイの猛攻作「ガールズマスター~魔法使いになった女の子たちを解放せよ~」は女の子をゲットするというコンセプトはポケモンをイメージしたものらしく突然変異が起きてできたゲームなんだとか。プレイアブル時に仕えていた「逃げる」は時間の都合上廃止されたらしいです。

girlsmaster_battle

戦闘シーン。確かにポケモンといわれると似ている気がする。

girlsmaster_newarea

新エリア

ジジイの猛攻のメインプログラマは1年生なんですが、半年かけてゲームを作ったのにそれを2日間で実装するようにプロマネから言われたらしいです。結構鬼畜ですね。
新マップも追加されていて2日間で作ったとは思えないほどボリュームのある作品でした。

ゲスの極Me

ENKORE

トレンドを取り入れたゲスの極MeはEnjoyコレクション通称「エンコレ」というインパクトのあるゲームを作成しました。正直このブログに乗せようか考えたほどです。

ENKORE_Play

β版の時に言っていたガチャ、着せ替え、女の子をつつく機能の統合ができておりゲームとしてのループはできていました。着せ替えのレパートリーも増えており隠し要素を取り入れるなど飽きが来ないように工夫されていました。このゲームを企画した理由は世間のガチャ人気というところに注目し、それとお題である「girl」を結びつけた結果がエンコレなんだとか。

ENKORE_ppt

プレイしていて30時間で3つの要素(ガチャ、着せ替え、つつく)を統合したゲームを作るのはすごいとおもいました。今回のゲームジャムで一番「girl」を表現できてたのではないでしょうか。
ENKORE_original

プレゼンの最後に別チームの人から「ロングの女の子が好み」という要望があってその人にために、ロング髪オッドアイバージョンを作ったそうです。期待に応えるその精神すごく感動しました。

STAF

TheGirlsRun

学校にいる男の子にチョコを届けるという内容のThe女子走はエンディングを用意しており、登場する女の子や音楽に力いれてるそうです。

TheGirlsRun_ppt1

他のチームとは違い作業風景をみていて思ったことはスライドにも書いてある通り、進捗報告を毎時行っていたというところです。それによって細かい起動修正とかできたのではないでしょうか。

TheGirlsRun_play

β版と違いキャラクターとBGMが追加されていました。しかしゲーム内容は絵のような優しい感じではなく高難易度に設定されています。着地を刺すようにオタクが飛んでくるときはびっくりしました。ですがクリアできないほどではなく、しっかりエンディングを見ることができました。

キャプチャ

無事学校にたどり着けた女の子はどうなるのでしょうか。続きはぜひプレイしてみてください。

結果発表

最終プレゼンテーション後は審査員による点数付けです。プレイした感想としてはどのゲームも強みというものをしっかりとだしており、優劣をつけるのは難しかったです。ですが第1回ゲームジャムはTwitter連携やマルチプラットフォームに対応し、PVなど様々なメディアをふんだんに取り入れ、バレンタインのチョコを届けるという「girl」要素などなどが評価され、チームSTAFが優勝という結果になりました。おめでとうございます。

まとめ

今回初めてこういう大きなイベントを企画しましたがその後のアンケート結果をみると参加者の大半がゲームジャムをやってよかったという回答をしてくれて企画してよかったと思いました。制作したゲームはオープンキャンパスでプレイできるのでぜひ遊びに来てください。
今年の新入生歓迎会でやろうかな・・・・・

参考サイト

SlideShare スクラムはもうだめぽよ!新しい加発手法「パワープレイ」をお姉さんが教えてあげちゃう!

iwatamの個人サイト 開発工程 スパイラス型開発モデル

フリー百科事典 ウィキペディア 反復型開発

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA